前回の続きです。
再掲となりますが、前回は下の図まで進めました。
数手進めて下図。華々しい応酬となります。
銀交換するとあまり変化の余地はないです。
一気に進みます。
ついにここで☗75歩をつき捨てた意味が明確になります。
香を入手したため、☗74香が強烈な一手となります。
仕方なく交換した銀を打って受けますが…。
☗34飛を見せながら74の拠点を元に攻め込みます。
先手は88の銀を取られたとしても、☗同馬が鉄壁。固すぎます。
ここの場面では先手+400弱と若干の有利。
後手としては普通の進行でしたが、先手の積極的な動き出しに先行されてしまいました。
【まとめ】
三間飛車の相穴熊の形は、居飛車から揺さぶりを起こし、打開さえしてしまえば、
大駒の働きの差でリードを取ることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
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