【速報】【ポイント解説】第64期王位戦第3局 藤井聡太王位 VS 佐々木大地七段

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藤井聡太名人 対局ポイント解説

今回も非常に濃厚な将棋でした!!

佐々木七段の意表を突いた端攻めから馬を作り盤面制圧にかかりましたが、

藤井王位の非常に細かいパンチが響きいつの間にか、チャンスの少ない一局と

なってしまいました。

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【序盤】39手目 ☗69玉まで

角換わり腰掛銀のトレンドの形です。

後手は42→52の屈伸運動を続け、先手の仕掛けを待ちます。

先手としては先手88玉、後手42玉のタイミングで仕掛けたいので、

69玉として一手パスを行います。

詳しくは最新研究でお伝えする予定です。

※最近の角換わりはわけのわからないことになってますね…

【中盤】87手目 ☗42銀まで

空間に放り込む!!!

ぱっと見狙いがわかりませんでしたが、次に☗31角~☗53桂成~☗72角を狙っています。

一手前の局面まで後手の馬が好位置かつ、先手の攻めがわかりにくいので後手有望かと

思っていましたが…。

後手は右玉チックな形ですが、玉と飛車が近いため、単純にバラすだけでも手になる

という非常に参考になる手でした。

【終盤盤】87手目 ☗42銀まで

先手玉は露出しており、まだ後手玉は遠いかと思ってましたが、、

☗44香ズドン!!

これは難しい手です。

☖同馬に☗11角でしびれています。金を逃げたときに☗32歩成で玉、金どちらで

とっても馬か銀を取られてしまいます。

また、☖21香などで紐をつける手も☗32歩成で無効です。

勝負あり!数手後藤井王位の勝利となりました。

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序盤から終盤まで先手をもって勝てる気がしませんでしたが、

これが藤井王位の将棋なのですね…。

第4局の将棋も期待です!それでは!

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